February 26, 2016

VyOS Beryllium について

Beryllium

  • 詳しくはWiki参照
    • 大体このページの翻訳です
  • Debian jessie ベース
    • 必然的に Systemd 対応を強いられる
  • Linux 4.4.0
  • 新しいビルドスクリプト
  • メタパッケージ、vyos-world
  • DebianのパッケージをVyOSのリポジトリに置くのをやめて、Debianのリポジトリから取ってくるようにする
  • 開発フローの変更
    • current ブランチが最新になる
      • Vyatta Core時代からの歴史的経緯によりmasterを使うのが難しいため
    • beryllium リリース時に beryllium ブランチが切られる
    • 新機能やバグフィックスは基本的に current にマージしていき、各リリースブランチにはバックポートで対応する
    • 中心的なメンテナはcurrentの開発に集中しているため、現行のHeliumやLithiumのメンテナンスは人を募集している
  • リリースまでの流れ
    1. vyos-build を作る
    2. Kernelアップグレード
    3. 各パッケージをコンパイルできるか確認
      1. 必要ならupstreamに合わせてパッケージを入れ替えたりする
    4. ブートまでのバグを修正
    5. ビルドプロセスで公式AMIも作る
    6. すべてテストしてバグを直す

個人的にやりたいこと

最近困ったこと(おまけ)

  • webproxy(squid 3.1.6)で http://xxx.xxx.xxx.xxx:3128/squid-internal-dynamic/netdbなどのsquid-internal-xxxへのアクセスがループしてcache.logがあふれた
    • VyOSに入っているsquidではnetdbは無効のはずなのになぜか内部的にこのURLが叩かれて死んだ
    • バージョンアップすれば直るけど、コンフィグを直す必要があり、VyOSのコマンドで設定できなくなりそう
      • Stableの3.5.15にしたら直ったけどそのままのコンフィグだと起動しなかった
      • ビルド方法
      • Jessieでは3.4.8なのでたぶん直っているはず(未確認)
      • 3.5.15だと下記のようなレスポンスが返ってくる
curl http://xxx.xxx.xxx.xxx:3128/squid-internal-dynamic/netdb                                                                                       
NETDB support not compiled into this Squid cache.

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